平成30年新春 会長ごあいさつ

新年 あけましておめでとうございます

  奄美で敬天愛人の思想を打ちたて、明治維新の大偉業を成し遂げ、近代日本の礎を築いた偉人西郷隆盛が、正月早々NHKの電波に乗って全国津々浦々の家庭のお茶の間を訪問いたします。皆さんはもう門松の玄関口でお迎えしたのではないでしようか。
   昨年は退位の話題が上る中で、天皇、皇后両陛下が我らが奄美群島の沖永良部、与論島を行幸なさいました。その昔、「世の中に名前のない草木はない、どんな草花にも名前がある。」と侍従を諭した天皇陛下を思い出し、「離島」と言う名の島はない、全ての島に名前が付いているのだ・・・と両陛下はお考えではないかと連想しました。

  今、日本はテロ事件の多い外国に比べ、大変平和で、安全です。隣の北朝鮮を除けば・・・。それ故、「正月や冥土の旅の一里塚」と自然に口ずさむことが出来ますが、「わが一日、一日は、死出の旅路の一里塚」と日記に書き残した人がおります。知覧から沖縄に飛び発たんとする特攻隊員です。西郷さんが奄美で人生を永らえ、そして、このような特攻隊員の忠誠心が有って、今、自分達が幸せを享受できるんだとの思い・・・。今年は、明治維新150周年、節目の年だからでしょうか。

  皆さんは「太く、短く、生きたい」ですか? それとも「細く、長く、生きたい」ですか? 欲張りの私は、「太く、長く、生きたい」と思います。欲ばかりでなく、東京奄美会において、奄美群島民の素晴らしさを日々実感しているからでもあります。お互いの身近に、田島ナビさんがいらっしゃいます。一年に2ミリ成長している珊瑚の島があります。田島ナビさんの長寿、東京奄美会の歴史に、追い着き、追い越すために、喜界島のように年2ミリ以上成長しましょう。そのためには、何よりも心身ともに健康であることです。
(平成30年元旦  東京奄美会会長 森 眞一)